2005年8月18日
本日は、バイオ飼育舟のスムーズな増やし方をご紹介いたします。
<バイオバクテリア飼育舟の追加新規の増やし方>
しっかり立ち上がっているバイオ飼育舟がひとつできると、その後、バイオ飼育舟を増や
していくのは簡単です。
この場合、「バイオ飼育に十分になじんだ魚」を使います。
1.十分に立ち上がったバクテリア飼育舟の魚を全て、新規の舟(更水)に移します。
2.洗面器一杯分のバイオ飼育水(古水)を入れます。
これで、新規のバイオ舟は出来上がりです。
十分にバクテリアになじんだ魚自体がバクテリアのコロニー(種)となっていますので、直
ぐにバイオ飼育水がスムーズに立ち上がります。(数回の水換え不要)
<ご注意>「はじめてバイオバクテリア飼育を経験する魚」で上記と同じこと(洗
面器での割り水)をするとかなりの確立でエラになりますのでご注意ください。 /二歳/三歳)を入れました。(何度も実験しましたが、問題ありませんでした)
このように、十分に立ち上がったバイオ飼育舟には、逆に新規(初めてバクテリア飼育を
経験する魚)を入れ、十分にバクテリア飼育になじんだ魚を新規立ち上げ(更水)の舟に 移してバイオ飼育舟を増やして行くと、実にスムーズにバイオ飼育舟を増やしていくこと ができます。
<まとめ>
バイオバクテリアに十分なじんだ魚をバクテリアの種として、新規の舟を立ち上げる方法
です。
この場合、プラ舟が新品(バクテリアになじんでいなくても)でも問題ありません。
この方法で短期間に3つのバイオ飼育舟(水換え不要)がスムーズに立ち上がりました。
このエラ治療方法は現在、HONOが実験中です。決して真似をしないでくださいね。
数回の実験結果をご報告していきたいと思います。
片エラになってボーっとしている当魚3匹(エラの初期)をpH4.9のバイオ飼育舟入れまし
た。(バイオバクテリア飼育初体験の魚です)
画像は撮っていませんが、先週も同じく片エラになった魚3匹で同じ実験をしましたが、
結果は下記の通りです。
1.初日はバイオ飼育舟の水面でボーっとていました。
2.二日目には魚の姿が見えなくなました。手探りで魚を捕まえようとしましたが、元気に
泳いでいるようです。
3.三日目には水面の粒餌をむさぼり食っていました。エラも元気に動いていました。
4.他に一緒に入っている魚にエラが移ることもありませんでした。
<まとめ>
バイオ飼育水の低いpHを利用したエラ治療の効果検証です。病原菌が低いpHによっ
て病原菌の死滅または、活動中止することを期待して行いました。
これから、数回繰り返し実験いたしますが、エラの症状や病気の種類によって悪化する
ことがありますので、くれぐれも真似していただく場合は自己責任でお願いいたします。 2005年8月28日
バイオ飼育水を利用した実験結果をご報告いたします。
バイオ飼育水を利用した初期のエラ病治療は思った以上に素晴らしい結果でした。
驚きです。
今回の実験は二週間で3匹づつ2回片エラで調子の悪い魚をpH4.9の60日以上水換えし
ていない魚をバイオ飼育水に入れました。
「実験1」
腹を付けたい元気な当歳2匹/二歳1匹/三歳1匹をバイオ飼育水pH4.9に投入
<目的>バイオバクテリア初体験の魚を60日以上水換えしていないバイオ飼育水に入
れても問題ないかどうか?
また、腹を付けたい魚の腹を付けることができるかどうか?
<結果>4匹とも全く問題なく元気でした。腹の遠い魚も良くなってきました。
「実験2」
片エラを閉じた(初期のエラの症状)当歳3匹をいきなり上記のバイオ飼育水に入れて
みました。
<目的>病原菌がバイオ飼育水の低いpHによって死滅または、活動を中止し魚のエラ
病が治るのではないか?また、先に投入した元気な魚にエラ病が移らないかどうか?
<結果>初日は水面で「ぼ〜」としていましたが、2日〜舟底に潜り餌を食べているよう
でした。(見えませんが・・・・)
また、他の元気な魚に一切エラ病が移ることがありませんでした。
「実験3」
また、通常飼育の舟で片エラの魚がでましたので、念のため再度3匹実験2を繰り返
しました。
<結果>実験2と同じ結果でした。
他の元気な魚に一切エラ病が移ることがありませんでした。
一匹も死なすことなく、元気一杯で魚を捕まえるのに苦労しました。(片エラの魚全てバ
イオバクテリア飼育初体験の魚です。)塩や薬は一切入れておりません。また、水温も常 温です。HONOはあくまでも実験で行っています。病気の種類や症状によって大きな違い があると思いますので、真似はしないでくださいね。もしも、真似をされる場合は自己責 任において十分注意してください。
追伸:研究会帰りの魚の養生も試して見ましたが、魚は調子を崩さず元気にしていま
す。pHの十分下がったバイオ飼育水(秘伝のタレみたいですね・・・・)は、HONOにとっ て魔法の舟に思えてきました。
それでは、実験1の腹を付けたい魚の比較です。左が二週間前の同じ魚です。(もっとも尾は
駄目な魚ですが・・・)
2005年9月14日
暫らく更新サボって申し訳ありません。心を入れ換えて、時々更新しますね!
だって、忙しかったんだもん!(逆ギレ)
2005年9月17日
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