2007年バイオ飼育日記NO.4

 2007年4月5日 

この度、ご縁がありまして横浜市の生麦海水魚センターさんでバイオシークスルーA/B各種と
HONO丸シリーズをお取扱いいただくことになりました。
バイオシークスルーA/B 各種
HONO丸シリーズ

お近くにお寄りの際は是非お立ち寄りくださいね。
生麦海水魚センターさんのHPでも書籍やらんちゅう用品等いろいろ取り揃えてありますので、
ついでにバイオシークスルーやHONO丸のご注文もお願いしますね!なんちゃって・・・

お店の外から撮影
ご主人様と奥様(ちょっとピントが・・・すみません)

主にきれい奥様がらんちゅう担当とか・・・よっしゃ〜!(^_^;)
良いらんちゅうがたくさん泳いでいましたよ。
すでに何腹か仔引きもされているようです。ブラインシュリンプもたくさん湧かしていました。

店内の様子

社長のご主人様は研究熱心でとっても勉強になります。HONO丸も海水魚飼育で勧めて広め
ていただけるそうです。やった〜!HONO丸海水魚業界進出か・・・うれし〜!ありがとうございます。
時々伺いますので、またいろいろ教えてくださいね。


 2007年4月6日 

本日4腹目の産卵がありました。朝、飼育場に行ったら完全に産み終わっていました。
自然産卵です。HONOは自然産卵大好き!(・・・負け惜しみ)
今回、とりたかった3歳の雌が産卵しました。
ここ最近寒かったので、しばら産卵はお休みでしたがこれからまた続きそうですね。

産卵後(夜の撮影)お腹もすっきり!!

<4月3日>2腹目/3腹目の仔が3日に孵化しました。
2腹目は明け2歳で3腹目は3歳です。やっぱり3歳の仔は孵化した時からでっかい!
プラ舟の2歳の仔は少な目です。
2腹目/3腹目の孵化

<4月5日>ブラインシュリンプを与える前に洗面器・産卵藻と網を外してしまいます。
なるべく早く外さないと後がゴミで大変!
産卵時
餌やり前

HONOはブラインシュリンプを与える時期の塩分濃度は0.2%を維持しています。
塩分濃度は0.2%にしています。

それでは、餌やり開始〜!HONOは網で濾さないでそのまま与えます。
だってバイオ飼育なんだもん!へっちゃらへっちゃら!
注)洗面器(小)の中ブラインシュリンプは2舟分です。
たくさん食べるだよ!

バイオシークスルーA/Bも5日より投入開始です。
自家産ミジンコも入ってるでよ!バクテリアを食べてどんどんミジンコの赤ちゃんを産んでね!
HONO丸のやわらかく細かい泡もいい感じ♪

<新製品情報>
あれ?HONO丸の色が違うことに気がつきました?
実は・・・今月中に販売開始予定のHONO丸<SP>のテストを兼ねて使用しているんです。
現状のHONO丸の更に細かい泡バージョンです。お楽しみね!ぐふふふふっふ・・・・(^_^;)

 2007年4月8日 
3月9日孵化の一番もらしの仔は現在80匹に選別しました。本日水換えも行いました。(割り
水なしです。)本当は100匹にしたかったけど・・・撥ねちゃったんだもん!
撥ねる仔はまだいますが、減らし過ぎも良くありませんので魚の成長に合わせて水換えごとに
選別していきます。
水温は21度設定で日中は日除けをしています。
最初、あまりブラインシュリンプを与えていなかったので(ミジンコ飼育)、少し成長は遅めです
が、たっぷり餌を食べさせて、下駄のように四角い仔になるようにもっていきます。
この時期はバイオシークスルーを少しづつ投入して、できる限り水換えを行います。
しっかり食べさせて幅のあるらんちゅうにするには、どうしても更水が重要なんです。
また、この時期にエラにするとアウトですからね。
ちなみに右画像は一番もらしの雌親(2歳)です。ピンポン系ですよ〜ん。
<この時期のHONOの注意事項です>
1.バイオを使用していてできるだけ早い水換えをしましょう。(バイオに頼り過ぎないように・・・)
2.幅のある魚にするためにしっかり食べられる腹をつくりましょう。(目指せピンポン体系)
キリン一番もらし!(なんのこっちゃ!)
一番もらしの雌親

2番3番目の仔です。
すでにブラインシュリンプの食べ残しで舟底が赤くなっています。
やっぱり3歳の仔(右)の方が孵化した時から大きいですね。

バイオシークスルーも毎日少しずつ投入

自家産ミジンコもバイオ飼育(バイオ飼育水の汚れた水を足すだけ)でたくさん湧いています。
これから暖かくなって水温が20度以上になるといなくなっちゃうんです。

いつでも合わせられるように網を敷いて産卵舟を用意しています・・・って準備すると産まない
のよね〜これが!


 2007年4月12日 
4月6日産卵の4腹目の仔が昨日から泳ぎだしました。
話は少し前後しますが、4月6日の産卵後の水換えを画像に撮りましたので、ご参考までに紹
介させていただきます。

この腹は自然産卵です。網も敷かずにそのまま産卵です。(網を敷く前に産んじゃったんだもん!)
バイオシークスルーでそのまま孵化させても良かったのですが、受精後日が落ちてから産卵舟
の水を全部取り換えました。
産卵後の舟の水は精子の匂いと汚れで白濁していました。くちゃ〜い!
親魚の糞もたくさん!「ここでバイオシーシークスルーの登場です・・・こんな時でも大丈夫!」
・・・って書けばよいのですが、バイオシークスルーを使用っていない方のために産卵後(受精
後)の水換えをご紹介します。(HONOは商売下手ね〜)
ちなみにバイオバクテリアをご使用の方は、この時バイオシークスルーAのみ入れていただけ
れば翌日には匂いも白濁も消えますよ。

通常、孵化から一回目の選別まで最低一週間程度は水換えができないため、極力きれいな水
で稚魚を孵化させます。そのために皆さん網を敷いたりしますよね。

まず、舟の水を全て流します。卵は舟底や産卵藻にくっついていますので流れません。
次に舟の底や産卵藻に絡みついた糞や汚れを軽く洗い流します。
最後にゆっくり舟に新しい水を溜めて終了です。はい!きれいきれい!
(この作業は水温を21℃に合わせた他の舟(更水)からバスポンプで行っています。)

1
2
3
4

結果!ちゃんと網を敷いた方が楽だよね!(^_^;)・・・以上

本日、3腹目の水換えと簡単な選別を行いました。全部で3000匹ぐらいでしょうか。
餌やり開始から1週間ですので、お開きの良し悪しまでは見れませんが、HONOはこの段階で
フナ尾や曲がりの仔を撥ねます。
40cmの底の薄い洗面器で選別
工場のおじさんではありませんよ〜。

最初は赤丸のような仔をどんどん撥ねていきます。
ゴミに見えるのはミジンコです。稚魚の舟の中でどんどん増えていきます。

一回目の選別はとても簡単ですね。尾開きの良し悪しはまだ判りませんので簡単に選別してく
ださい。洗面器の底にへばり付いて泳げない仔や曲がった(奇形)仔が対象です。
頭を下にして逆立ちしている仔を良く見るとタツノオトシゴみたいに腰が曲がっている仔がいま
すので良く見てくださいね。縦の曲がりは上見で判りずらいですが、泳ぎのおかしい仔は必ず
難があります。
※餌を与えた後に選別するとみんな曲がって見えてしまうのでご注意を・・・

水換え終了!!あ〜ちかれた!

本日撮影の一番しぼり・・・じゃなくて、一番もらしです。プラ舟110で50匹になりました。
孵化から1ヶ月経過しました。餌食いまくりでお腹がポンポコリン!まだ赤虫は与えておりませ
ん。(ブラインシュリンプと自家産ミジンコ)
バイオシークスルーの量は少なめ(100リットルに対し0.5g程度)ですが毎日投入しています。
しっかり水換えをしてたくさん餌を与えます。この時期が大事なんです〜!
このまま黒仔までに幅と一緒に頭も出しちゃいましょう!
今年は2005年のバイオ飼育日記とは全く違うことをご紹介しておりますが、とにかく良いらん
ちゅうをつくりたい場合は今年のやり方をお勧めいたします。らんちゅうは黒仔までが勝負!
のつもりで孵化から2ヶ月間なるべくがんばって水換えをしましょう。

手間をかけないで飼育ができれば・・・と言う方は2005年飼育日記を参考にしてくださいね。

バイオの泡も気落ちいいでよっ!(画像は数日前)



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