2006年バイオ飼育日記NO.5

 2006年6月13日
5月27日に思いつきで企画をやってしまいましたが、結果はやっぱり申し込み0件!1人で反省
会をしていました。気を取り直して久々に更新します。
そろそろ、夜中の選別も一段落してきました。下記は10日ほど前の画像ですが、ミジンコを採
ってきた時に撮影しました。(なかなか良いミジンコでしょ!)

右下画像はバイオ飼育中の6番仔です。ミジンコが舟の中で赤く帯状になっています。(しか
し・・・おいしそうに食べるな〜!)6番仔はブラインシュリンプも卒業して、赤虫や粒餌も与えて
います。一週間に一回の水換えですが、水換え前日はどろどろで魚が良く見えません。水換え
前日と水換え当日はバイオシークスルーは投入していません。

水換え前
水換え後

この画像はプラ舟で水換えなし10日目の状態です。バイオ飼育中ですが、pHの低い飼育水
を一舟作るために水換えを伸ばしています。黒仔が20匹程入っています。赤虫を1日4回10
カケラ+粒餌をフードタイマーで二回与えています。この餌やりのペースで水換えしないのに、
なんで病気にならないでしょ?バイオバクテリアもしっかり活性化しています。
バイオ飼育10日目の様子(うっすら魚は見えますが・・・)

今年も、いろいろな掛け合わせの仔がたくさんできました。また、友達との稚魚交換でいろいろ
な系統魚が楽しめそうです。
ピンポンの血統もしっか残せました。
ピンポンの同腹の兄妹魚(二歳雌)

二歳雄

しっ!しかし・・・何ということか・・・恐るべし・・・ピンポンの血統!!
詳しくはピンポンらんちゅう伝説でご覧下さい。


 2006年6月24日
朝から水換え12時間・・・こりゃ!仕事よりハードでした・・・
現在も各舟毎週一回の水換えサイクルを維持しています。餌は冷凍赤虫と粒餌を与えていま
す。
バイオシークスルーA/Bは水換え翌日から水換え前日まで毎日投入しています。
HONOは舟と魚の数のバランスで水深を調整しています。魚が少し多すぎる場合は飼育水を
深めに魚が少なめの場合は少し浅めにしていますが、飼育場がハウスですので、水温が上が
り過ぎないようにするため、夏場は少し深めにしています。
また、水換えサイクル一週間の途中で足し水(更水)をすることもあります。

水換え前
水換え後

6番仔は2舟に分けて120匹残しています。かなり色変わりも進んできました。
更紗も多そうなので、柄で楽しめそう・・・・尾構えも結構良い感じです。
6番仔は今年の一番当たり腹・・・かな??

お〜!これは・・・面かぶりだ〜!!っと思ったけど・・・違うみたい(6番仔)

今年は2番仔と6番仔に絞って、飼い込んでいこうと思います。
2番仔は現在70匹残っています。お願い・・・まくれないでね!

一番仔は残り僅かになってしまいました。魚は結構太いんだけどな〜!!

まだまだ、小さい仔もおるでよ!ピンポン系です。


 2006年6月25日
早いもので・・・本日は地元の会の一回目の研究会が始まりました。数人のお友達と一緒に楽
しく遊んできました。雨も降りそうでしたが最後まで何とかもってくれたようです。
プラ舟ジャンボでバイオ飼育中の2番仔の中から二匹を選んで持っていきました。
今回、2番と3番の成績をいただくことができました。ラッキーちゃちゃちゃ!!(^_^)
色変わりも進んできましたので、これからどんな柄の仔ができるか楽しみな時期ですね。

研究会二番
研究会三番


 2006年7月3日
梅雨の時期は魚も体調を壊しやすい時期ですね。
色変わり時期はなるべく魚を病気にしないように少し餌を控えめにしています。
2番仔もほぼ色がはっきりしてきましたので、日曜日に数匹撮影してみました。
なかなか面白い柄の仔もでてきましたよ!
2番仔の舟(現在45匹)

<2番仔>なんとか手にも赤が残ってくれそうです。まくれずに無事育ってね!!

色揚げはまだ与えていません。バイオバクテリア(バイオシークスルー)の投入も週4回〜5回
で、毎週土曜日か日曜日に水換えを行っています。水換え後翌日もしくは2日目からバイオの
投入です。
上記の舟(2番仔45匹)で餌は下記の通りです。
フードタイマー(フルメモリ)で咲きひかり稚魚用を1日2回 朝5時と夕方5時
冷凍赤虫を1日70〜80カケラ
ブラインシュリンプを少々って感じです。ブラインシュリンプは余ったので与えている程度です。

 2006年7月17日
急激に暑い日が続いたと思ったら、雨が降り水温の変化が激しくなっています。
この時期は魚の体調を壊さないように注意することが重要ですね。
気温(水温)が低い時は餌を少し控えめにしています。

HONOの飼育場では相変わらず週一回(土曜日)の水換えバイオ飼育です。
(2日目〜3日目でかなり水も汚れてきますので、通常飼育では一週間持たないと思います。)
常に健康状態ガ良いので、どんどん成長していきます。
現在、割り水は30cm洗面器に2杯程度です。

今回は舟底に着いた苔類を少しタワシで落としました。
この2番仔の舟(1500×1500)は現在、30匹入っています。もう少ししたら5匹程度減らす予定
です。現在の魚のサイズは8cm〜9cm程度です。
餌は粒餌(咲きひかり稚魚用)をフードタイマーフルメモリで2回(朝5時と夕方5時)冷凍赤虫を
一回に4列を午前中3回夕方1回与えています。

水換え前(水換え後一週間の状態)
水換え後

一週間で取り換えるのはもったいないほどいい感じのバイオ飼育水です。

バイオシークスルーのお話
<バイオの泡>
「最近バイオを投入しても泡の出が以前より少ないのでバイオが活性化していないのでは?」
とお問い合わせをいただくことがあります。
春先など飼育水温と外気温度の差(気温が低い時期)にバイオ飼育舟の水面に泡が多く発生
します。特に湿度の高い時に泡の発生が多いようです。
逆に夏の時期には外気温度が高いため泡の発生が少なくなります。

夏の暑い時期にバイオの泡が多く発生した場合はバイオの餌(魚の糞や汚れ)が急激に減っ
てきている可能性が高いので要注意です。(魚が調子を崩し餌食いが急激に落ちている)
その場合は水換えをして様子を見てください。

また、飼育水の汚れが少な過ぎる場合にもバイオが発酵し過ぎてしまいます。舟の水量に比
べ魚が少な過ぎる場合が考えられんます。
バイオ飼育が順調にできている場合は上記左画像のような泡の感じです。
バイオは魚の糞の汚れが多いほど順調に増殖いたします。水温が高くなるにつれバイオが活
性化してきますのでHONOは1シーズン通して週一回の水換えをキープをしています。
1日水換えが遅れて「しまった〜!!」・・・ということが極端に少なくなります。
でも、二歳/親魚(種魚)は水換え無しのバイオ飼育で楽をしていますが・・・・(^_^)

<バイオバクテリアとpHの関係>
バイオバクテリアを使用しなくても水槽で金魚を飼育している場合、自然の原理からpHは下が
ってきます。特に濾過器を使用している場合は水換えを伸ばせますのでだんだんpHが下がっ
てきます。バイオバクテリアがpHを下げているわけではありません。
pHが下がる原因は硝化バクテリア(自然菌)の酸化作用の働きによるものです。
(硝化バクテリアのお話はバイオ飼育60cm水槽飼育編NO.1をご覧下さい。)
通常、ろ過器を使わないで飼育する場合ある程度までpHが下がる前に魚が病気になってしま
いますが、2005年のバイオ飼育日記の水換えをしないバイオ飼育の通りバイオシークスルー
の分解酵素と免疫力増強の働きでそれが可能になっています。

また、バイオシークスルーを使用した水槽(ろ過器付き)の方が通常の飼育水槽(ろ過器付き)
よりpHの下がり方が緩やかであると実験結果もでました。バイオシークスルーに配合されてい
るの酸化還元バクテリアが逆にpHの落ちるスピードを和らげているからです。

 2006年7月23日
本日はHONOがお世話になっている地元の会の二回目の研究会でした。いつも通りたくさんの
お友達と楽しく遊んでまいりました。
今日は少し背が悪いけど、味のある尾構えの2番仔を一匹持って行きました。
魚溜りに魚を合わせず一匹づつの洗面器審査です。帰ってから養生をしなくて済むのでとても
楽チンです。
研究会4番

今度・・・ピンポンを持って行っちゃおうかな?
特技はでんぐり返しとバンザイです。・・・・怒られそ〜(^_^;)



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