5月18日
HONOはイッシー装置のすごさを昨年からの飼育検証で実感しています。
その辺はまた、おいおい紹介させていただきますね。
それでは、イッシー装置によるエラ病治療を日を追って記録しましたので、紹介させていただき
ます。
『イッシー装置エラ病日記』
最近の気温差が大きく二歳魚がエラ病になり、特に二匹が重症になりました。(言い訳・・・・)
本来、早期発見、早期治療がモットーのHONOですがちょっと失敗です。(また、言い訳・・・)
5月13日
お気に入りの二歳雄と雌がエラを閉じて背を出した状態で浮かんでいます。
正直、0.8%の塩水の舟に数日魚を養生させるのはとても抵抗があり、今までできませんでし
た。本当は舟を綺麗に洗おうと思いましたが、一刻も早くと思い、苔が付いたままです。
この辺の塩分濃度になると、計りや勘では怖いので塩分濃度計を使い正確に測ります。
しかし・・・・すごい塩の泡・・・大丈夫かな〜??死んだらイッシーを恨む!!なんちゃって!
5月14日
本日はプラ舟の大橋君も遊びに来て、二人で恐る恐る覗き込むと、何と浮きっぱなしの魚が水
面に潜って泳ぎだしていました。すごい回復力!
<午前9時>の状態
<午後6時>の状態
5月15日
3日目に入り背やけも目立たなくなってきました。
この日の夜に割り水(一部水換え)をして塩分濃度を0.6%に下げました。(それでも高い方です
ね)
<午後9時>の状態
5月16日
魚が絶好調ですので三分の二水換えし、塩分濃度も0.2%まで落としました。
無事完治です。お腹をすかして餌を探して泳いでいます。
5月28日
<5月22日>ありゃりゃ・・・・仕事が遅くなって帰ってみたら水換えしたばかりの飼育水が白く
濁っていました。舟の中で産卵大会を行っていたようです。その夜遅くに水換えをして餌を切っ たつもりですが、翌日から魚の調子が悪くなりました。
早速、0.8%分の塩を入れたつもりが何と1.0%まで塩分濃度が上がってしまいました。
イッシー装置のエラ治療に自信をつけたHONOは、思い切っておきて破りの1.0%の「シオデナ
オール」検証を行いました。丁度、お味噌汁の塩辛さですね。大丈夫かな〜??
全ての魚がエラを閉じていたわけではありませんが、エラ病治療の場合は、その舟の魚全部
を治療することがベストだと思いますので、調子こいて一舟(二歳10匹)まとめてイッシー装置 の養生舟に入れてみました。(養生舟のサイズ900×600)はっきり言って入れすぎです!
<5月22日午後21時>
塩分濃度計の精度を測るために生理食塩水でチェックしましたが、生理食塩水は0.9%ですの
で塩分濃度計の精度は間違いないようです。
<5月23日午前6時30分>
眠い目を擦りながら、恐る恐る飼育場へ・・・
超びっくり!!元気に泳ぎ回っていました。魚が多いので飼育水は少し白く濁っていましたが、
病気治療時独特の悪臭もありません。
前回のように白い泡は立っていませんでした。今回は水量が多めでしたので、おそらく噴水の
落ち方で変わるような気がします。
<5月24日>
そのまま0.8%治療続行、魚は元気に餌を探して泳いでいました。
<5月25日午後9時>
1.0%の塩水を半分抜き、水温を合わせた汲み置き水(更水)を半分足しました。
<5月26日午前7時>
無事、元の水換えした舟に帰りました。(念のため塩分濃度0.2%の塩を入れてあります。)
とにかく、早期発見・早期治療が一番です。イッシー装置で驚くほど回復力は早い場合でも、カ
ラムナリスの保菌魚となっていますので、最低3日は0.8%の濃度にしておいた方が良いと思い ます。
その後、半分水換えをして0.4%まで塩分濃度を落としてから更水に戻すほうが魚のために良
いかもしれません。
イッシー装置での治療中の水温ですが、低すぎるよりは少し高い方が良いかもしれません。
HONOは20度以下にならないように、ヒーターを入れていました。
イッシー装置はエラ病(カラムナリス)治療に効果があるばかりでなく、通常飼育でもすごい効
果があるんですよ。その辺はおいおいお話いたします。
また、新規導入のらんちゅうや品評会帰りの魚の場合、カラムナリス菌(一般的なエラ病)とは
限りません。特にエロモナスの場合、この程度の塩では効果がありませんので、エルバージュ やパラザンD等の薬を併用すると完璧だと思われます。
<イッシー装置「シオデナオール」(仮名)の製品化情報>
まだ、正式販売の準備ができていませんが、イッシーとHONO以外の方にも試していただきた
いので、モニター販売用のイッシー装置、数量限定20台を近日中に用意してもらうことにしま した。 6月4日
皆さん今晩はイッシーです
あまりにも長期間らんぎゃらフォーラムにイッシーが登場しなかったので、イッシー死亡説まで
出ていたようです。(HONOさんの冗談)
昨年の学会発表が終わった頃には実験室を完備した家に引っ越しバンバンとさらなる実験を
してゆく予定でしたが、姉歯の様な事件に巻き込まれてしまいました。いつ解決するのかめどさ え立ちません。そんな中でも今、出来る範囲での観察は行なって来ました。
イッシー装置はカラムナリスによる鰓病対策は昨年の3月に完璧な実験結果を残しました。
何度も試験をしていますので安心して下さい。もし治りが悪いようでしたら他の病気が考えられ
ます。
イッシー装置は一年前にHONOさんに渡していたのに意外と恐がりのHONOさんは0.8%の塩
水に自分の大事な魚を漬ける事が出来なかったそうです。
HONOさん流のあらゆる鰓病治療を行なった末に治らなかったHONOさんのNo1.2の大事な
魚を苦しい時の神頼みでイッシー装置に賭けたようです。
その結果が最近のらんぎゃらフォーラムに掲載されています。
私の実験スペースの確保がいつになるか分からないので、私達がまだ発見していな効果をモ
ニターの皆さんに発見して頂こうとHONOさんと相談して、今回、準備できるだけの装置を取り 合えず皆さんにモニターして頂こうという事になりなりました。
この装置は鰓病の治療以外、普通のらんちゅう飼育でも結構思いがけない効果があります。
モニターの方々のフォーローに徹しながらその結果をみなさまに公表できたら良いなと考えて います。
また皆様のご意見を参考にさせて頂きながら改良すべき点があればどんどん改良してゆきま
す。
ちなみに私は動物の臨床家であるので理解ある患者さんに協力して頂きながら犬猫の臨床に
も応用させていただいていますが、ある程度の効果が出ていると感じています。
今後、どんな症例に使えば有効なのかある程度のめぼしがついてきました。
この件に関してはまだまだ実証が必要なので時間がかかりそうです。
らんちゅうを飼っている方々はペットを飼っている方が非常に多いので、その点でも情報をい
ただきながら有意義な情報をお伝えできるように頑張りたいと思います。
いや〜!久々のイッシー登場!・・・いろいろ大変だけど、全国のらんちゅうファンのためにも
がんばってね!
ちなみにイッシー装置とバイオシークスルーとの相性はバッチリです。(実験検証済み)
イッシー装置により水のクラスターが細分化されてその分子運動がバイオバクテリアに影響を
与えてバクテリアが通常より活性化しているようです。
イッシー装置とバイオシークスルーのコラボレーションで夢のらんちゅう飼育が実現できるかも
しれませんね。(わくわく)
今後もらんギャラフォーラムで検証結果を発表しますね。
それでは、そろそろモニター販売募集をさせていただきます。
イッシー装置の販売価格は38,900円(税込み)に決定いたしました。
付属のポンプ以外は半永久的に使用できます。付属のポンプで60cm水槽〜坪池まで対応可
能です。
モニター販売(限定20台)に限り、塩分濃度を正確に測って欲しいので、特別にHONO使用の
デジタル塩分濃度計を付けさせて頂きます。
また、組み立て説明と使用説明は、後日このコーナーで紹介させていただきます。
イッシー装置のモニター販売(限定20台)
販売価格38,900円(税込)送料/代引手数料はサービスさせていただきます。
モニター販売(20台)に限り、デジタル塩分濃度計を1個お付けします。
ご希望の方は下記の通りメールでお申し込みください。限定数に達しま
したら、締め切らさせていただきます。
1.ご住所(〒)
2.お名前
3.お電話番号
4.お支払い方法(代金引換/銀行振込)
5.ポンプが東日本用50hzと西日本版60hzと分かれていますので、
必ずどちらか明記してください。
*代金引換便の場合は代引手数料はサービスとなります。
*銀行振込の場合は、振込手数料はご負担願います。
6月5日
なっ・・なんと!わずか一日半で限定数に達してしまいました。ありがとうございます。
発送準備が整い次第、ご連絡させていただきます。もう暫らくお待ちください。
ちょっと混乱気味のHONOですが、間違えの無いように対応させていただきます。
6月17日
イッシー装置モニター販売の方々へ全て発送が終了いたしました。
バタバタしていて、なかなかご返事が書けなくて申し訳ありませんでした。
この度はモニター販売にお申し込みいただき、ありがとうございました。
なかなかタイミング良くエラ病に使用できないと思いますが、飼育等にも試してみてください。
今更遅いけど、シャワーヘッドの頭の部分を回してシャワーカーテンの出方を調整してください
ね。設置の時ズボンを濡らしてしまった方へ・・・・ゴメンナサイ!!
また、いくつか部品があまると思いますが、ポンプをRio1100に変える場合の部品もありますの
で、大切に保管してください。
HONOは現在、大きな舟の二歳/親魚の飼育にも使用してみました。
飼育に使用してみて、200リットルを超える場合はポンプをRioの1100タイプに変えた方が良い
ようです。
早速、Rioの1100のポンプと1100用のシャワーヘッドを購入してイッシー装置を付け換えて試し
てみました。
こんなに密飼いしても、(3舟分を1舟に集めました)魚がとても元気です。舟全体自体がろ過
器って感じですね。水流も立たずいい感じです。
エアレーションがなくても溶存酸素は十分ですが、上下に飼育水を循環させるためにHONOを
1個軽くエアレーションしています。餌を抑えたいのにすごい食欲になってきました。
バイオシークスルーとの併用で月1回の水換えに挑戦してみます。(餌は一日二回与えます。)
通常だと3日持たないと思いますが・・・・
画像上がRio1100で下がRio800です。どちらのポンプにも使用可能な設計になっています。
プラ舟ジャンボ程度の水量でしたら、Rio800のポンプで十分です。
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