2005年 バイオ飼育日記NO.5

2005年5月27日
第二回水換え後の14日目です。
水温23度

朝の撮影の飼育水です。下の画像(夜)と比べ
てバイオ酵素の泡の立ち方が違います。
魚達の餌食いは全く落ちていないようです。
全く見えないけど・・・・
夜、気温が下がってきた時の画像です。ライトアップして観るとレインボカラーの泡です。よく観ると泡が生きているような弾け方をします。

26日に発送しました。当選の稚魚です。(無事に届きますように・・・・)
おめでとうございます!当選のご案内も入れておきましたからね!

本日、お二人から早速到着のご連絡をいただきました。ご紹介させていただきますね。
大阪府 白勝更紗33 様
HONO様。
ウォ〜ッ!イク〜ッ〜〜じゃ無かった、キタ〜〜ッ!(お下劣ごめんなさい!)
今朝、9時に幸せの使者が発泡ケースを持って我家へ届けてくれました。 キ、キ、キタ
〜!とうとうHONO様の系統が我家へ。早速、舟に浸けて水あわせ。。。時間にして30分
間ずーっと付き合っていました。少しお疲れの様子なので心配ですが、大事に育てます。
稚魚は勿論嬉しいのですが、もう一つ「当選おめでとうございます」って書いてあったA5
の賞状!他の人には、只のコピー用紙ですが、私には表彰状の様に見えたので急遽バ
インダーに挟んで保管して後で額縁に入れるつもりです。直筆のサインが有ればもっと良
かったんですけどね!何せ、私が崇拝しているHONO様ですから。
中学生の息子が短縮授業で早く帰宅して来て、稚魚を見て一言「目幅ええなぁ〜!」です
って!いつの間に??覚えたのか。そう言えば稚魚の選別息子に手伝わせていました。
後を引き継いでくれれば嬉しいですね!HONO稚魚で来年は息子に採卵させて見ます。
私は「HONOひと」のコーナーが大好きでこちらのHPに嵌っていますが飼育技術もさる事
ながらHONO様の人間味が伝わってくるコーナーーなので大好きです。これからも頑張っ
て世界一になって下さいね!
本当にありがとうございました。                       白勝更紗33

山口県 雅 様
HONO様
無事到着し、受け入れも完了しました。
無選別とは思えない程しっかりした仔たちで、数もかなり多く驚いています。
あの二匹、本当に私の理想とするらんちゅうの姿です。あの二匹を目標に、がんばって
育てていきたいと思います。
あまり小さいうちは、あのように魚の姿が見えなくなるのは少し不安なのですが、いずれ
バイオ飼育にチャレンジしてみようと思います。
なにぶん初めてのことで、うまくいくかどうか心配なものですから…色々とアドバイスいた
だけると助かります。めげずに何度も応募して本当に良かったです。
この度は、本当にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。                       雅
いや〜!お笑い系のHPのノリに合わせていただいて、ありがとうございます。
そ・そんな・・・HONOは崇拝されるよう大それた者ではございません。
「信じる者は必ず太い魚ができるぞよ・・・・・」あれっ!何かおかしくなってきたぞ・・・・!
やだな〜!早くサインの練習・・・・じゃなかった、早く餌をあげなくっちゃ!(^_^)

2005年5月28日
第二回水換え後の15日目です。
水温25度

散々悩んだ挙句に・・・・水換えを決意しまし
た。だって、魚が見えないと飼育日記にならな
いんだもん・・・・

第三回目の水換え

思い切って・・・えい!
だいぶプラ舟もバイオ飼育になじんで来たかな?
何度も書きますが、決してタワシやスポンジで洗わないでください。
全部捕まえるのに苦労しました。
色変わりが始まった仔もいます。
水温は必ず元の飼育水の水温に合わせてくださいね。塩素抜きも忘れずに・・・・

魚が見えますね!当たり前だけど・・・
なんて素晴らしい光景!

この仔なんて・・・どお??(捲くれたら人生終わりです)
うーん!このバイオ飼育舟の中に研究会や品評会に出せる仔はいるかな〜??
大きくするだけにしとこうかな〜!なっ!なんて弱気な・・・・!!
君たち!良くあんなに黒い飼育水の中で健康に大きく育っているの??不思議〜!

2005年5月29日
第三回水換え後の2日目です。
水温24度
バイオシークスルーはまだ投入しません。

魚もだいぶ大きくなってきましたので、今回5
匹ハネて20匹にしました。
このまま病気なしで、秋までいけるかな?

暫らく、透明度のないバイオ飼育水の中にい
ましたので、魚はちょっとビビッて逃げ回ってい
ます。
バイオ飼育では、食べ盛り、泳ぎ盛りの時は、定期的な水換えをお勧めします。 HONO

それでは、そろそろHONOのエラ治療の治し方をご紹介します。一般的ですが・・・
<エラ治療の治し方>あくまでもHONOバージョン
エラ病を発見したら、
新しい舟(衣装ケースでもOK)をできれば、飼
育舟から離れたところに設置してください。

画像は満水110gのプラ舟です。
<舟のサイズで水量を判断しないでください>
必ず、水量を測ってくださいね。(塩や薬の投入量を把握するため)

画像はメモリの付いた15gバケツです。
70g入れました。
ハイポ(塩素抜き)を入れます。最低10分はエアーレーションして待ちます。
その日の飼育水の温度と合わせます。(同じかプラス1度)急ぎますのでお湯を使って合わせてくださいね。
塩素抜きと水温を合わせたら、0.5%濃度の塩を入れます。

70gの水量ですので、0.5%の塩分濃度ですから、塩350c入れます。ゆっくり解けるよう一箇所にそっと入れます。

(HONOは親魚の場合0.7%〜0.8%にします)
<重要>
1.治療中は必ず蓋をしましょう。(他の元気な舟にうつらないよう、また、保温のため)
2.魚を安静にするため、日よけしてください。
3.水温はヒーターで28度合わせます。(秋〜冬はもっと温度を低くします)
4.薬はエルバージュで良いでしょう。(どこでも売っています)
5.治療中餌は絶対与えません。
6.水温を上げますので、魚にとって十分な酸素が必要です。通常飼育時より少しエアー量を強くします。

早期発見ですと、2日程度で治ります。3日目に温度を下げて水換えした飼育舟に戻します。治療終了後、餌は消化の良いものを少し与えて様子を見ます。(餌やりを慌てないでください)

<エラ病の早期発見>
青仔や黒仔の場合、魚が一箇所に水面に集まっていたら、エラと思ってください。
通常残らない餌の食べ残しが大量に残っていたら、エラと思ってください。
完全エラになると魚が黒っぽく痩せて見えます。早期治療が重要です。
通常のエラであれば、早期発見ができれば簡単に治せます。

HONOは下記のように考えてエラを治します。
らんちゅうのエラ病は、人間が風邪をひいてお腹を壊したと思って治療します。
ですから、人間と同じく食事はさせません。(糞を出させ切る事が重要です。)
人間も暖かくして休みますので、水温を上げて蓋をし、日よけをして安静にします。やたら覗か
ないようにしましょう。餌を与えると、お腹を壊した時に焼肉を食べさせたようなものです。
ちなみにエラ時の魚の糞は病原菌がうようよしています。魚は糞を食べてしまいますので、えら
の治療時は一舟全部一緒(元気な仔も含めて)に治療しましょう。

2005年5月30日
第三回水換え後の3日目です。
水温20度

バイオシークスルーはまだ投入しません。
飼育水の感じが立ち上げ時と違って、とてもな
じんでいい感じです。うまくお伝えできません
が・・・
明日よりバイオを投入して7日目にまた水換え
します。
(魚を作る時期ですので、今回は週一回、水換
えをするパターンをご紹介いたします。)
1日や2日水換えが遅れて、魚を病気にしてしまった経験のある方がほとんどだと思います。
その点、バイオ飼育は全く心配がありません。そこがバイオ飼育の大きなメリットです。
年間の水換えの水道代も結構ばかにならないんですよ!
皆さんのライフスタイルに合わせたらんちゅう飼育をお楽しみください。


2005年5月31日
第三回水換え後の4日目です。
水温22度

バイオシークスルーを投入しました。
(初回)

既に4日目(通常でしたら水換え)で魚が見え
ずらくなってきました。
上記画像のバイオ投入前と本日の投入後の
画像を見比べてください。泡の立ち方が違いま
すよね。
魚はバリバリ元気です。


おまけ!他の池に(バイオ飼育日記の兄妹魚)尾が構えが良く泳ぎの上手な仔がいましたの
で、洗面器にすくって撮影してみました。5cmぐらいかな?
三つ尾ですが、HONOは三つ尾君でも良い魚は大切に育てます。


2005年6月1日
第三回水換え後の5日目です。
水温23度

バイオシークスルーを投入しました。
(2回目)

まだ、魚はぎりぎり見える透明度です。

2005年6月2日
第三回水換え後の6日目です。
水温22度

バイオシークスルーを投入しました。
(3回目)

フラッシュの関係で色が濃く見えますが、前日
と大きな変化はありませんが、魚がほとんど見
えなくなって来ました。明日でちょうど一週間で
す。ご自身のお休みに合わせた水換えができ
ます。(一日や二日水換えが遅れても、問題あ
りません)

2005年6月3日
第三回水換え後の7日目です。
水温22度

バイオシークスルーを投入しました。
(4回目)

お約束ですと、本日水換えでしたが、仕事が遅
く換える事ができませんでした。
そんな時でも安心です。
通常飼育では水換えの遅れが命取りですが、
1日でも2日でも世話のできる日に水換えして
くださいね。
最近、ネタが尽きてきたな〜!

2005年6月4日
第四回水換えです。
しかし、今日はすごい夕立でした。(^_^;)

週一回のお休みに合わせた水換えです。
水換えは舟をさっと流す程度です。HONO丸も
一度も掃除をしていません。全く目詰まりしな
い優れものです。

HONOは貯水タンクの水を使用していますの
で、塩素抜きと水温合わせは必要ありませ
ん。
今回三匹減らして、17匹残りとしました。色変わりが進んでいる仔が数匹います。
綺麗な水で魚もとまどっています。1時間程度魚がなじんだら餌を与えます。

<注意>水温合わせと塩素抜きにご注意ください。

今回のバイオ飼育で、は週一回のお休みに合わせた水換えをご紹介いたしました。お休みの
日に魚良く観れて餌もしっかりあげられます。この方法ならお忙しい方でも安心してお楽しみい
ただけますね。(お仕事の関係で水換えが遅れても安心です)

2005年6月5日
第四回水換え後の2日目です。
水温23度

バイオシークスルーはまだ投入していませ
ん。(バクテリアを入れても問題ありません)
明日から投入します。

本当に直ぐに飼育水が馴染んでしまいます。
暖かい日の午前中はどんどん食べて午後は
たっぷり泳がせます。夕方またたっぷり餌を与
えます。

HONOのひとりごと 病気にならない通常飼育のコツ

 魚の飼育の舟(場所)をやたらと変えない(らんちゅうは環境に慣れるのに時間がか
かりますし、大変ストレスです。できるだけ魚の飼育場所を変えずに同じ場所で飼育しま
す。(同じ舟のサイズでも水温等を含め水のできが違います。

 他の舟の魚同士をやたらと混ぜない。(これは大きなポイントです。)

ご参考まで・・・・     

この人はやーさんではありません。
信じてもらえないと思いますけど、本当です。
HONOのバイオ飼育研究所の第一期研究員
プラ舟・らんちゅうの大橋君です。すごくやさし
いんですよ!何フォローしてるんだろ・・・・?

今日の授業はバイオバクテリアの食物連鎖に
ついて・・・・です。

彼は本日で卒業ですね。HONOのバイオ飼育
研究所(バイオ飼育プロフェッショナル)のライ
センス取得です。(そんなのあるの?)
本日は、大橋君の8ヶ月水換えの無いバイオ飼育水(その他5舟のバイオ飼育水)を持ってきてもらい、HONOの顕微鏡で飼育水の状況を調べてみました。

ふーむ!ふむ・・・なーるほどね〜!うまくいっていますね。
これは、バイオ飼育で青水(緑茶の色)になっている顕微鏡画像です。緑色に見えるのが藻類です。


2005年 バイオ飼育日記NO.6へ

戻る
戻る