2005年 バイオ飼育日記NO.2


2005年4月15日
バイオシークスルー投入3日目です。
pH7.3 水温23度
日差しの強い一日で、日当たりの良い舟は26
度まで水温が上がっていました。

本日はHONOのブラインシュリンプの与え方を
ご紹介いたします。
100匹用でブラインを湧かしたことが無いの
で、感覚で書いています(すみません)
おそらく、一リットル(3%の塩水に)に対しブラ
インエッグをコーヒースプーン軽く一杯程度で
良いと思います。(1日2回の場合)

<HONOのやり方です>
3%の塩水

HONOは忘れっぽいので・・・・(過去に塩の入
れ忘れで数回泣いたことがあります。)(T_T)
予め、大きなタライに3%の食塩水を作り置き
しておきます。HONOは一日10リットル使いま
す。(塩が飛ぶのでちょっと蓋を・・)
ブラインエッグを孵化容器(ペットボトル)に入れます。
口が狭いので、ペットボトルを切って上戸代わりにしています。

24時間後ブラインを容器に移します。
この容器は下だけ光が入るように黒テープを貼ってます。(ブラインの幼生は光に集まります。)
10分程度置くと、殻は上に浮きますので、蛇口から孵化したシュリンプだけを取り出します。
(最初一瞬、沈んだ殻が出ますので、蛇口を捻ってちょっとだけ捨てます。)

孵化ブラインの取り出し方は2通りです。(濾し取る方法と塩水ごと与える方法です)

ちなみにHONOは塩水ごと与えます。その場合でも飼育水の塩分濃度は全く問題ありません。
多少飼育水に塩分濃度があった方がブラインシュリンプが長生きします。
<注意>ブラインシュリンプは多めに作ってあまった分を濾してサランラップにくるみ、冷凍保存して置いてください。ブラインが湧かせなかった時や足りない時に有効です。

らんちゅう飼育はゆとり教育??(ゆとり飼い)がコツです。
無選別の密飼いの舟の仔
ゆとり飼育の仔
この画像(プレゼント稚魚ト同じ)は同じ日に生まれた仔です。同じサイズの舟で左画像は密飼い/右画像はゆとり飼いの仔です。一週間ちょっと程度でこれだけ差がついてしまいました。ゆとり飼育が良いらんちゅうをつくるコツですね。ゆとりを持った飼育は病気にも安心ですよ。なんちゃって!


2005年4月17日
バイオシークスルー投入5日目です。
pH7.4 水温22度

根性なしのHONOはついに口約を破り、HONO
丸を2個にしてしまいました。
だって、1個でエアーを強く出すより、2個で分
岐した方がはるかに溶存酸素がとけるんだも
ん・・・・・<魚の動きが違います>

1個しかない人は、毎度ご注文ありがとうござ
います・・・なんちゃって!m(=^・・^=)m

まったく、ピンボケですが魚の調子も絶好調で
す。

飼育水の蒸発した分、足し水もしました。(結
構蒸発が早いです・・・!)
若干、青水がかってきました。

本日・・・一日中、他の舟の選別地獄でした・・・

<第二回目>舟の底の水を顕微鏡で調べてみました。数種類のバクテリアがすごく良く湧いています。右角下の大きく見えるものがプランクトンです。バクテリアをむさぼり食っていました。

2005年4月19日
バイオシークスルー投入7日目です。
pH7.4 水温20度

泡!泡のお風呂だ〜!バイオバクテリア分解
酵素です。湿度が高い時に多く発生します。明
日は雨かな?っと思ってください。からっとした
天気の日にはバイオの泡が消えます。

晴れた日の日中でもこの状態の時はあまり良
くありません。風通しに注意してくださいね。


2005年4月21日
ご当選者の熊本のbrioさんから、その後のお便りをいただきました。ご紹介いたします。

HONOさん こんばんわ、熊本のbrioです。

バイオ飼育の途中経過をご報告いたします。
お天気が続いたこともあって、かなり泳ぎも活発になって参りました。
体も一回り大きくなったように感じます。HP参考に初体験の選別にも挑戦致しました。

根気のいる、大変な作業ですね。きっとHONOさんは毎日この何倍もの作業をされている
ことでしょうね、本当に好きでなければできないことですよね。がんばってください。

青水が濃くなり見えにくくなりましたが、バクテリア飼育すごいですね!
私みたいな素人が、水替えもしないで、死なせることなく稚魚が飼えるなんて本当に夢見
たいです。

水槽錦鯉にも試しましたが、結果は全く同様です。
素晴らしい機会を与えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

うまくバイオ飼育できてるようですね。良かった良かった!稚魚の数も結構多く送っちゃったか
ら、選別大変だったでしょう?しかし、錦鯉の水槽飼育でのバイオ飼育を試していただいている
んですね?こちらも興味ありますね〜!また、ご報告くださいね。どうもありがとうございまし
た。

バイオシークスルー投入9日目です。
pH7.6 水温22度

今日は晴れた暖かい日ですので、バイオ酵素
(泡)も少ないです。明日の晴れかな?
バイオシークスルーの連続投入は二週間の予
定です。その後一日置き、最終的に週2回程
度の投入とします。
日当たりの良い場所ですともっと青水が進み
ます。

ブラインシュリンプのカスも茶色なって解けているようです。稚魚も絶好調です。土曜日には選別して見ます。黒仔になるころに15匹程度を残そうと思っています。もちろん足し水のみで・・・・


2005年4月22日
バイオシークスルー投入10日目です。
pH7.6 水温22度

ブラインシュリンプのカスもこれから更に分解が早くなってきます。決して取り除かないでください。バクテリアのコロニー(住家)となっています。
HONOのらんちゅう飼育場の外(北側)です。

エアーはなるべく新鮮な空気が取り入れられる場所に置いてください。特にハウス飼育の場合は重要です。

バイオバクテリア(バイオシークスルー)の投入量/連続投入期間は環境によっても異なりま
す。日当たりが良く青水が進み易い場合は投入量を少し増やした方が良いでしょう。ご自分の
環境にあった使用方法を身につけてくださいね。

熊本のbrioさんから追加で画像も送ってもらいました。ご紹介いたします
日稚魚飼育環境です。プラ船60がハネ魚の常温バイオ飼育FRP300が選別後の保温バイオ飼育す。

当たりが良さそうで、青水の進みが速いですね。HONOの環境より若干バイオシークスルーの投入を増やした方が良さそうですね。
おやおや〜!ハネ魚も残してあるのね〜!
<バイオシークスルー水槽錦鯉編鯉>

錦鯉の水槽でもバイオ飼育(バイオシークスルー)を試してもらっています。水が濁りませんね。上部フィルターにバイオを投入してもらっています。(また、飼育水の状況を教えてくださいね。
水槽バイオ飼育で観賞できるかどうか?興味がある方がたくさんいますので・・・・
金魚も錦鯉もHONO丸を使用してくれていますね。しかし、いろんな飼育状況ですね。すご!いろいろ試していただいて本当にありいがとうございます。

夜店の金魚15尾のごった煮状態、もちろんバイオ飼育中。(左下)
金魚も錦鯉もHONO丸を使用してくれていますね。しかし、いろんな飼育状況ですね。すごい!いろいろ試していただいて本当にありいがとうございます。


2005年4月22日
バイオシークスルー投入12日目です。
pH7.8 水温21度

バイオ飼育水も非常に安定しています。稚魚も元気です。本日選別して20匹ハネました。現在稚魚が80匹入っています。
現在まで、足し水二回のみです。
(バイオシークスルーによる水道代節約術)

大きい池でも稚魚にバイオシークスルーを投入しています。水換えの回数を大幅に減らせるので、大変経済的(労力も)です。餌の食べ残しによる水の傷みによる病気も安心です。
バンバン餌を食べています。
注意:(全く病気にならない訳ではありません)

月の水道代が4〜5万円かかることを考えると、大変経済的です。
右角奥はミジンコバイオ飼育池です。
また、たくさん湧いてきました。
上記の方法(水換え半分の回数)ですごい魚をつくっている友達がいます。バイオバクテリアに
よる水飼え節約方です。もっとも労力の節約が一番らしいですけど・・・・

その友達の使用方法は下記の通りです。

      通常一週間で水換えが必要な時期はバイオ投入により二週間で水換え
   通常3日〜4日で水換えが必要な時期はバイオ投入により一週間で水換え

水の傷みの激しい時期でも一週間い一度の水換えですので、すべてお休みの日に合わせら
れるので、とても重宝しているそうです。(年間の水換え数が半分)

そ〜うなんです!バイオ飼育した舟にはバクテリアやプランクトンが舟の縁にたくさん
生きています。タワシやスポンジで洗わずにさっと水を流すだけにすれば、直ぐにバイオ飼育
水が立ち上がります。(掃除も楽チンですね)魚の腸の中にもたくさんバクテリアが住んで、消
化を助けてくれる働きをします。
バイオ飼育は水換えをしてはいけない訳ではありませんので、誤解の無いようにお願いしま
す。

2005年4月26日
このところ産卵ラッシュで更新できませんでした。すみませ〜ん!
バイオシークスルー投入16日目です。
pH7.9 水温21度

4日の間にすっかり見えなくなってしまいました。
水面に浮いたブラインの殻は取りましょうね
すみませ〜ん!(=^・・^=)
本日選別して60匹残しました。20匹がハネです。
今現在、こんな感じです。黒仔になるころが楽しみですね。
また、見えない世界へ!さよーなら〜!!
しかし寂しい〜!!

う〜ん!やっぱりこれではいけない気がする!!またまた、口約違反ですが、ブラインシュリ
ンプをあげている時期はやっぱり選別時に水換えした方が良いと思います。その方が失
敗がありません。特に日の当たらない環境の場合は特に・・・なにより青仔が見えないのは辛
い〜!

と言う事で、思い切って水換えします。舟の洗い方に注意が必要ですので、後日必ず掲載しま
す。バイオ飼育水からいきなり更水でも大丈夫なところもお見せしておきたいので・・・・


2005年4月28日
水換え1回目です。(バイオシークスルーは投入していません) 水温24度
<バイオ飼育舟の水換え>
魚を洗面器等に全部移します。
元の飼育水も洗面器一杯とっておきます。
風呂栓加工をしていますので、バイオ飼育水を抜いて軽く水道水でゴミ流すだけにします。

この舟の底や縁にバクテリアやプランクトンがたくさん付いています。

<注意>決してタワシやスポンジでこすらないでください。
舟の縁に付いたブラインの(殻)カスもさっと流しましょう。水道水の場合、ハイポ(塩素抜き)を入れて最低10分程度はエアレーションしてください。(水温はお湯を使って元の飼育水と同じにします。)

<注意>塩素抜きと水温に注意してください。
元水(バイオ飼育水)洗面器一杯とっておき、更水に足します。
また、100リットルの水量に合わせ水換え完了です。
魚を入れる前にもう一度水温をチェックしてください。
魚を戻します。入れた後しばらく魚観察してくださいね。
元気に餌を求めて泳ぎ回っています。
2日後からまたバイオシークスルーを投入開始いたしますが、最初の立ち上げよりバイオ水の立ち上がりがかなり早くなります。

水換えした日に餌は抜きません。しっかり与えてください。

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