2007年バイオ飼育日記NO.6

 2007年5月5日 
暑い日が続いていますね。HONOの飼育場では扇風機出動開始となりました。
一番もらしの仔も本日いよいよ12匹まで絞込みました。あまりに暑くて色変わりが始まっちゃ
いそ〜(^_^;)
しっかり食べさせて、コロコロ黒仔のでき上がりです。みんな餌喰いの良い仔になりました。
お顔も丸みが出てきましたね。これからフンタンが発達してきます。
この頃が見ていて一番楽しいですね!なんてったってカワユイ!
3月9日孵化の一番もらし(残り・・・後12匹)
プラ舟で12匹となります。ここからはバイオシークスルーで週一回程度の水換えに切り替えま
す。バイオシークスルーは週2〜3回投入していきます。

4月27日に産卵した期待の7番腹の仔も元気に泳ぎだしました。
昨日からブラインシュリンプを与え始めました。(最初3日程度は少な目)
バイオシークスルーは餌を与えると同時に投入開始です。
泳ぎ出しがとっても良い感じ!

もらいっ仔もハイスピードで成長しています。
この画像は5月3日の撮影ですが、本日は一回り大きくなっています。
日々成長する時期ですね。1日中餌を求めて泳いでいます。
餌は冷凍ミジンコや砕いた冷凍赤虫と粒餌(おとひめB2サイズ)を与えています。
ブラインシュリンプは足りないので、この仔達には回りません。残念!
3月25日孵化のもらいっ仔

皆さんも選別が大変な時期だと思いますが、ここで刺しの魚について画像で紹介させていただ
きます。マクロ撮影ができないので見えづらいかもしれませんが・・・

右画像が尾芯の付け根を拡大した画像です。尾皿に尾芯が刺さっているのが判りますね。
尾芯が尾皿を通り越して尾芯まで届いている魚が刺しです。これは撥ねとなります。
刺しの魚は尾構えが良かったりするので、しっかり見ないと大きくなってから「ガビ〜ン!・・・・」
となっちゃいますね。
横にして見ると薄皮が尾筒にまたがっているのが見えます。
きわどい仔は少し大きくなってはっきりするまで残します。
HONOは選別時に拡大鏡?を使わないと見えません。刺しを見る時は目が疲れる〜!
選別が終わると、涙が出ちゃう!・・・だって・・・おじさんなんだもん!
刺し仔(画像右の尾の左に見える赤い点はミジンコです。)


 2007年5月16日 
ぴゃ〜!選別ラッシュで死にそうな日々が続いています。HPの更新も遅れてしまいました。
でも、しっかり選別していかないと良い仔ができませんからね。がんばらねば・・・ひ〜!!

5月5日更新の青仔が2週間も経つとこんなに成長していますね。急激に太くなってきました。
ものすごい食欲です。(夜間撮影で見えにくくてすみません。)
現在、内寸1500×1500の舟に100匹入っています。(100匹×2舟)
近日中に80匹程度まで減らします。
3月25日孵化のもらいっ仔

経過報告ですが、今年の3番腹(4月3日孵化)は残り80匹です。何とか1池分残りそうです。
撮影5月13日 3番腹

4番腹(4月11日孵化)は残り150匹、順調に育っています。すでに赤虫メインの飼育です。
HONOの飼育場は全舟バイオシークスルーを投入していますが、青仔の時期は餌喰いを優先
しますので、2週間程度は水換えを週二回行います。大変だけどこの時期だけがんらないと・・
朝夕の冷凍赤虫(たっぷり)と粉の粒餌をフードタイマーで2回与えています。
撮影5月13日 4番腹

今年は1番/2番/5番腹が×でした。
期待の7番腹(5月3日孵化)は餌やり10日が経ちましたので13日の日曜日に一回目の選別
を行いました。
産卵した画像左の舟は産卵後水換えをせず、親魚の糞や雄の精子でかなり汚れていました
が、そのままバイオ飼育で2週間強水換え無しです。右画像の舟は更水から孵化させましたが
全く変わりありません。こりゃ〜!孵化後直ぐの水換えはいらんな〜・・・と実感!
5月13日撮影 7番腹は2舟に割っていました。産卵から2週間水換え無しのバイオ飼育

実は5月9日にイッシーからお腹が爆発寸前の3歳雌を送ってもらいました。
すばらし〜雌親です。(イッシー家とHONO家のお見合いってところですね)
よっぽど我慢していたのか、届いた翌日に産卵がありました。朝6時に見に行ったら一粒残さ
ず産んでいました。9腹目(自然産卵)となりました。
受精率も悪くなく、昨日から孵化が始まりました。お楽しみ〜・・・な仔です。
5月10日撮影 楽しみなイッシー系統魚 HONO産の雄との掛け合わせです。
9腹目はらんギャラ系統とでも言いましょうかね。

地元ではまだミジンコが採れませんが、いよいよバイオ飼育ミジンコ池とお別れの時期がやっ
てまいりました。今年もたくさんのミジンコを湧かしてくれました。お疲れ様でした。
こもまま、種親を20匹ぐらい入れても秋まで水換え無しの飼育ができるようなバイオ水が
できあがっています。もったいないけど流しちゃお!

話はころころ変わりますが、プラ舟バイオ飼育の一番もらしっ仔です。
現在は一週間に一回の水換えバイオ飼育をしています。色変わりが始まっていますので、少し
抑え気味の飼育です。・・・といってもすごい食欲(現在12匹)
この仔達はずっとプラ舟育ちです。しっかり選別(魚の数の調整)をしてたっぷり食べさせれ
ば、尾筒の太い仔ができますよ。ここまで来たら、秋までゆっくり飼育してもそこそこの魚になり
ます。

孵化から2週間(一回目の選別)〜3週間目は比較的難しい飼育ではないと思います。しっか
りブラインシュリンプを与えていれば大丈夫です。
バイオシークスルーを投入していても、4週間目〜8週間目の1ヶ月間でいつもより週1回だけ
多く水換えを行ってください。食べさせるためには更水の刺激が重要です。しっかり食べさせる
訓練期間です。冷凍ミジンコや砕いた赤虫/粉餌を与えてください。
また、水換え時に選別もお忘れなく。(大きくなった分魚を減らします)
この1ヶ月間がらんちゅう飼育の全てだと思ってがんばってくださいね!
その後は、餌喰いの良い魚になっていますので病気になりにくくどんどん成長していきます。

バイオ飼育一週間水換え無しの舟
ただ今色変わり中!

この一番もらしの仔(ピンポン系)は最終的に皆さんにプレゼントさせていただきますね。
あっ!・・・急にランキングが上がった♪・・・なんちって(^_^;)

 2007年5月20日 
一番もらし(3月9日孵化)の仔ですが、プラ舟バイオ飼育で2ヶ月強が経ちました。
しっかり太い仔(ちょっと短いけど・・・)になりました。
ここまでこれれば、この後は1日朝晩2回の餌でも秋にはそこそこのサイズのらんちゅうになり
ますよ。もっとも大食いに育っているので一回にたくさん食べるけど・・・
今年のバイオ飼育日記では、「しっかり魚を創りこむ」編でご紹介してきました。プラ舟でも選別
(舟のサイズに合わせた魚の減らし方)をちゃんとしてしっかり食べさせる訓練(食べさせるた
めに水換えが必要)で十分当歳飼育が楽しめると思います。

一番もらし(3月9日孵化)の仔

かわゆいよ〜!!でもピンポンじゃないよ!

一番もらしっ仔プレゼント企画<5匹ずつ2名様>

それでは、ちょっと予定より早いけど色変わりを楽しんでもらうために、
一番もらしっ仔を5匹ずつ2名様にプレゼントさせていただきますね。
(捲くれが2匹いますので、外させていただきます。合計10匹)


ご希望の方は下記の通りご応募ください。
応募資格
どなたでもOKですが、皆さんがらんちゅう飼育で一番教えて欲しい事や判らない事・興味のあ
る事をできましたらお聞かせください。

応募方法
下記の応募先の<一番もらしっ仔プレゼント応募>からご応募ください。
応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
ご当選された場合に発表されても良いお住まいの都道府県とニックネームを必ずご記入いた
だける方。(当選発表はこのページでさせていただきます。)

応募期間
5月21日〜23日午後11時までで締め切らせていただきます。

尚、当選魚の到着は5月27日(日)を予定しています。(送料もHONOが負担させていただきま
す。)

一番もらしっ仔プレゼント応募
締め切らせていただきました。

 2007年5月24日 
お待たせいたしました。いよいよ当選の発表です。
今回はお陰様でピンポン人気から多数のご応募をいただきまして誠にありがとうございます。
30倍以上の競争率となっていまいました。
ご応募と一緒にいただいたご質問やご意見は今後の飼育日記等で参考にさせていただきま
す。ありがとうございました。
それでは発表させていただきます。
当選発表

お住まい
ニックネーム
1
香川県
サキママ 様
2
和歌山県
中沢 様

ご当選おめでとうございます!
HONOより当選のメールを差し上げます。

残念ながら、外れてしまった方へ・・・ごめんなさ〜い!!

 2007年5月27日 
当選魚の発送をいたしました。また一段と大きくなっていました。
HONOは記念に2匹残し、バランス良く5匹ずつに分けました。
更に色変わりが進んできましたね。
極太ちゃん!さよーなら!

プレゼント魚(一番もらしっ仔)
かわいがってもらってね!

たくさんのご応募と一緒にいただきました質問や疑問を各所に取り入れ飼育日記を更新してい
きたいと思います。まだ全部読みきれていないけど・・・(^_^;)

昨日水換え(バイオ飼育で一週間)した舟です。黒仔の水換えですが大きい舟の場合、魚を傷
つけないために水深を5cmぐらいまで飼育水を減らしますがHONOは園芸センターで購入した
780円のアルミ製ゴミ箱の底を切り取って排水カゴに利用しています。
底をくりぬいたアルミ製ゴミ箱(錆びなくてよかですたい!)

水深が浅くなると魚を傷つけずに寄せやすくなります。やさしく寄せて手で洗面器に移します。

それでは早速最初のご質問です。
Q:当歳で6cmくらいで尾の開きが綺麗になっていたのですが、半年もすると尾の先がまくれ
てきたりする仔が必ずいます。これらはやはり水深などが関係してくるのでしょうか?
こちらは90cm水槽で、水深が20cmくらいでの飼育環境です。
(水深や水流や飼育環境と尾の状態の関係などがわかると面白いのですが・・・)

Q:差しで悩んでた時にはタイムリーな迄にHPで説明して下さり有難うございます。更水での刺
激についても参考にさせて頂きます。又水深について機会が有りましたら教えて下さい。

あくまでもHONOの考え方でご説明していきます。
水深はいろいろ試しましたが、魚に対する影響はあまり関係がないように思います。
HONOは結構深くして飼育しています。魚の数が多目の時は少し水深を深くしています。
また、昼夜の気温差が激しい時(特に真夏)の水深は深めにしていますね。今日みたいに暑い
日は水温の上がり方が水深によって大きく変わります。
皆さんの飼育環境や水換えサイクル/魚の数等で考えてみると良いと思いますよ。

少し魚を泳がせたい場合に水深を浅くしている方もいらっしゃいますね。
稚魚期は浅い方が管理は楽だと思いますが魚の数が多い時は気をつけてくださいね。
例えば水深10cmと20cmでは水量が倍違うわけですから、飼育水の傷みも大きく違います。

当歳で6cmぐらいから捲くれが出てくるんですよね。どんどん泳ぎ始めてくるのでしょうがない
ですね。らんちゅうは泳がせて尾ができてくるので水深に関係なく捲くれの仔が出てきます。
尾形の良い仔から捲くれてくるのよね・・・かなし〜!!
捲くれなかったら大関・・・は良く聞く言葉です。
できることは水換え時にいかにお先を傷つけないように気をつけるかが勝負です。
ブラインシュリンプを卒業したら、魚は手ですくいましょうね。

水深の違いで魚に変化があった実験やデータのある方は是非メールで教えてくださいね。
HONOも興味津々



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